XMでは1人最大8口座まで持つことができます。そして、複数口座間では資金移動が可能です。
資金移動をうまく活用すると、資金管理やリスク分散におけるメリットがあります。
そこで本記事では、XMの資金移動のやり方・手順について、画像を交えながら解説してまいります。また、資金移動でボーナスがどうなるのかや、知っておきたい資金移動のルールについても解説していきます。XMでの資金管理を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
- XMの資金移動のやり方・手順
- 資金移動に伴うボーナスの動き
- 知っておきたい資金移動のルール
- 資金移動を活用するメリット
XMの資金移動のやり方・手順
XMの資金移動はとても簡単で、処理はすぐに反映されます。PCとスマホ、それぞれにおけるやり方・手順を解説します。
PCでのやり方・手順
まず、XMの会員ページにログインします。
会員ページから、資金を移動させる口座にログインした状態にします。そして、「資金振替」をクリックします。
資金移動先のMT4/MT5口座IDを選択し、移動させたい金額(JPY)を入力します。そして、「リクエスト送信」をクリックします。手続きとしては以上になります。
手続きが完了すると、XMから確認のメールが届きます。
スマホでのやり方・手順
まず、XMの会員ページにログインします。
会員ページから、資金を移動させる口座にログインした状態にします。そして、「資金振替」をクリックします。
資金移動先のMT4/MT5口座IDを選択し、移動させたい金額(JPY)を入力します。そして、「リクエスト送信」をクリックします。PC・スマホ共に、処理は即時反映となります。
ボーナスの移動について
XMでは、資金移動に伴いボーナスも移動します。資金移動とボーナスについて、以下の3つをおさえましょう。
- ボーナスだけの移動はできない
- 移動させる資金と同じ割合でボーナスも移動する
- ゼロ口座・KIWAMI極口座への資金移動でボーナス消滅
1つずつ解説します。
ボーナスだけの移動はできない
XMでは、ボーナス(クレジット)だけの移動はできません。ボーナスだけの口座から資金移動しようとすると、エラーになります。
移動させる資金と同じ割合でボーナスも移動する
XMでは、移動させる資金と同じ割合でボーナスも移動します。
例として、残高100,000円+ボーナス(クレジット)50,000円の口座で資金移動する場合を見ていきましょう。
移動元の口座残高から20%にあたる20,000円を資金移動させると、ボーナスも20%にあたる10,000円が移動します。合計30,000円が移動先口座の資金となります。残高の移動割合が増えれば、ボーナスの移動額も増えるイメージです。
ゼロ口座・KIWAMI極口座への資金移動でボーナス消滅
ゼロ口座・KIWAMI極口座へ資金移動すると、ボーナスは消滅してしまいます。資金移動の際は、移動先の口座タイプに注意しましょう。
ちなみに、
- 口座開設時に”ボーナスを受け取らない”に設定された口座
- キャッシュバックサイト経由で開設された口座 など、
ボーナス対象外口座への資金移動でも、ボーナスは消滅してしまいます。
ボーナスの消滅については、「XMでもらえる5種類のボーナス ～受け取り方や消滅の条件などを徹底解説～」の記事も参考にしてください。
おさえておきたい資金移動のルール
資金移動とボーナスに関するルールは上述の通りです。ただ、他にもおさえておきたい資金移動のルールが5つありますので、ここで紹介いたします。
- 最低移動金額は500円から
- MT4/MT5間の資金移動も可能
- 同一名義・有効化済み口座のみ資金移動できる
- 基本通貨が異なる口座間では手数料が発生する
- 証拠金維持率を150%以上にしなければならない
1つずつ見ていきましょう。
最低移動金額は500円から
XMの資金移動で、最低移動金額は500円からに設定されています。500円以下の金額を入力すると、エラーとなります。
MT4/MT5間の資金移動も可能
XMでは、MT4とMT5のように、異なるプラットフォーム間の資金移動も可能です。処理の反映も変わらず即時です。
同一名義・有効化済み口座のみ資金移動できる
XMでは、同一名義・有効化済み口座のみ資金移動ができます。逆に、他人名義口座への資金移動、有効化済みではない口座への資金移動はできません。
口座の有効化がお済みでない場合は、「XMの口座有効化の手順を画像を交えて解説！ 13,000円ボーナスの受け取り方も！」の記事を参考に、有効化しておいてください。
基本通貨が異なる口座間では手数料が発生する
XMでは、口座の基本通貨JPY、USD、EURの3つから選ぶことができますが、基本通貨が異なる口座間の資金移動は手数料が発生します。
例えば、基本通貨がJPYの口座からUSDの口座に資金移動する場合、欧州中央銀行の両替レートに基づいて、0.3%の手数料が発生して自動で引き落とされます。
口座の基本通貨が同じであれば、資金移動を何度行っても手数料はゼロです。
証拠金維持率を150%以上にしなければならない
XMでは、ポジション保有中の口座からも資金移動させることができます。ただし、証拠金維持率が150%以上でなければなりません。証拠金維持率は以下の式で求められます。
証拠金維持率(%)=口座残高÷必要証拠金×100
例として、レバレッジが1,000倍で、1ドル150円のドル円を10,000通貨保有する場合の必要証拠金は、
150×10,000÷1,000=1,500円 となります。
証拠金維持率が150%になる口座残高は、
150=口座残高÷1,500×100
口座残高=2,250円 となります。
つまり、2,250円以上は口座に残るようにする必要があるということです。
上記のような計算には、XMの「FX計算ツール」を使うと便利です。
資金移動を活用するメリット
XMで資金移動を活用するメリットは、以下の2つです。
- 利益ストック用口座が作れる
- レバレッジ制限対策ができる
それぞれ見ていきましょう。
利益ストック用口座が作れる
資金移動を活用して、トレード用口座と利益ストック用口座を作ることができます。
- トレードで出た利益分をまとめておいて、出金に備えたい！
- トレード資金と一緒にしていたら、利益分も溶かしてしまうかも…
そういった場合に、利益ストック用口座が便利です。利益が大きくなれば出金することもできますし、トレードで損失が続いた場合には、トレード用口座へ資金を補填することもできます。
レバレッジ制限対策ができる
XMでは、以下の表に示す通り、口座残高によるレバレッジ制限があります。
レバレッジ制限は、持っている全てのXM口座の残高合計にかかります。
そこで、資金移動を活用して、1つの口座に資金をまとめておきます。レバレッジ制限がかかりそうになったら出金しておくことで、レバレッジ制限の回避に繋がります。
また、複数の口座に資金が散らばっていると、出金にも手間がかかってしまいます。負担軽減の意味でも、資金を1つの口座にまとめておくといいですね。
XMの資金移動 まとめ
XMでの資金移動について、やり方・手順を解説してみました。また、資金移動のルールや資金移動を活用するメリットについても触れました。
資金移動をうまく活用することで、XMでの資金管理がとてもラクになります。今回紹介した利益ストック用の口座は、作っておいて損はないでしょう。
XMでは、1人最大8つまで口座を持つことができますので、これを機に追加口座を開設して、資金管理を見直してみるのもいいでしょう。詳しくは、「XMの追加口座の作り方を解説！ ～メリットや賢い活用方法も！！～」の記事をご覧ください。
本記事が参考になりましたら幸いです。
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