今週のトレードを振り返っていきたいと思います。勝ったり負けたりで、収支はトントンです。
9月2日(月) GBP/JPY Long
こちらは、GBP/JPY日足です。長期は上昇チャネル内を推移する上昇トレンドだと判断していました。直近でチャネル下限を下抜けたように見えますが、すぐチャネル内側に戻ってきたので、オーバーシュートと捉えて無視しました。
こちらは、GBP/JPY4時間足です。チャネルが引ける感じではなく、直近は小動きなレンジ相場だと見ていました。下向きの200SMAが気になりましたが、192円のレジスタンスラインに注目していました。上抜けるとある程度値が走りそうな感じがしたからです。
こちらは、GBP/JPY1時間足です。4時間足で確認できた192円のレジスタンスラインと、1時間足で引ける切り上げラインで、アセンディングトライアングルを成していました。このトライアングル成立でロングを仕掛けたいと思っており、先週時点でレジスタンスライン直上にBuy Stop注文を出していました。
2日(月)の朝、192.048で約定されました。1%ルールに基づいて、600通貨ロングエントリーです。損切りは、1時間足でサポレジが効いていそうなラインの下、191.150としました。利確は、4時間足で193.25の高値が確認できたので、その手前の193.100で分割利確し、その後はトレールで考えました。
エントリー後、レートは一度大きく下げたものの、損切りにはならず再度上昇。同日NY時間には、分割利確ポイントに到達してくれました。193.106で300通貨利確しました。 +105.8pips
ストップを建値に移動させて、残りのポジションを見守ります。レートは193.45まで上昇しましたが、そこからは一気に失速。翌3日(火)の昼過ぎ、ストップに引っかかってしまいます。192.071で残り300通貨を決済です。 +2.3pips(600通貨あたり+54.0pips)
思ったよりも利益を伸ばせませんでしたが、4時間足の状況から判断すれば当然のように思います。
9月2日(月) AUD/JPY Long
こちらは、AUD/JPY日足です。長期上昇チャネルを直近で明確に下抜けて、上昇トレンドの継続が怪しい局面になっています。200SMAも気になるところ。
こちらは、AUD/JPY4時間足です。98円台後半のレジスタンスライン手前で小動きなレンジ相場です。200SMAも下向きで推移しています。先ほどのGBP/JPYと似たような局面です。
こちらは、AUD/JPY1時間足です。直近でシンメトリカルトライアングルを上方向にブレイクして、上昇トレンドを成しています。98円台後半のレジスタンスライン抜けでロングを狙うつもりだったので、先週時点でBuy Stop注文を出しておきました。
2日(月)の朝、99.040で約定されました。1%ルールに基づいて、640通貨ロングエントリーです。損切りは、1時間足サポレジラインの下、98.200としました。利確は、心理的節目の100.000で分割利確ポイントを、その後はトレールで考えました。
エントリー後、レートは上昇したものの、分割利確ポイント手前で失速。3日(火)の夕方、損切りになってしまいました。98.384で損切りです。 -65.6pips
この負けにより、GBP/JPYの利益を吹き飛ばしてしまいました。80pipsも順行したのに利益にできなかったことが、少しもったいないと感じてしまいますね。
先ほどのGBP/JPYも同じ状況ですが、下向きの200SMAの下からロングを狙うこと自体、トレンドに逆らっていて良くなかったですね。こちらのAUD/JPY4時間足では、200SMAでグランビル2番を満たしながら、再度下落に転じていく様子が分かります。
どうしても、キレイなチャートパターンが出てロングを狙いたいと思うなら、少し利が乗ったところでサクッと勝ち逃げするほうが、良いトレードになったのでしょう。
9月6日(金) USD/JPY 米雇用統計
米雇用統計の結果
こちらは、USD/JPY5分足です。米雇用統計発表時の値動きを表していて、矢印の箇所が21時30分です。発表時の値動きとしては、大きく上昇した後に、それ以上に大きく下落する、いわゆる乱高下ですね。
米雇用統計の結果を、以下の表にまとめました。
7月(結果) | 8月(予想) | 8月(結果) | |
失業率 | 4.3% | 4.2% | 4.2% |
非農業部門雇用者数 | +8.9万人 | +16.4万人 | +14.2万人 |
労働参加率 | 62.7% | – | 62.7% |
不完全雇用率(U-6 失業率) | 7.8% | – | 7.9% |
平均時給(前月比) | +0.2% | +0.3% | +0.4% |
平均時給(前年比) | +3.6% | +3.7% | +3.8% |
非農業部門雇用者数は、前月より良く、市場予想より悪い結果です。失業率は、前月より改善され、市場予想とは変わらない結果に。その他、平均時給は強めの結果となっています。これを受けて、初動は上昇したものの、まちまちな結果で乱高下したのでしょう。
米雇用統計スキャルピング
そして、今回はこの雇用統計で久しぶりにスキャルピングをしてみました。最近は一方向に大きく動くことが多いので、いくらか利益を出せるかなぁと期待していました。
ルールは、指標発表直前のドル円レートを確認して、その上下30pipsにOCO注文を出すというものです。
今回は、発表直前のドル円レートが143.200だったので、143.500にBuy Stop、142.900にSell Stop注文を出しておきました。指標発表後、初動の上昇で買い注文がヒットしました。143.500で1,000通貨ロングエントリーです。
損切りは約30pipsで、発表時のレートに戻ってきたら切ります。利確は約70pipsで、発表から約100pips(=1円)値が飛んだら実行します。
エントリー後、上記チャートのように乱高下しましたので、利益にすることはできませんでした。5分足を見ていて、陽線から陰線に変わるタイミングで損切りを実行するつもりでした。ところが、今回は慣れないスマホでトレードしていたので、決済に時間がかかってしまいました。もたついてしまい、142.185で損切りです。 -131.5pips
思わぬ損失を被ることになりました。スマホでの操作にも慣れておかなければならないですね。
9月6日(金) AUD/USD Short こういうところだけ狙えば良い!
こちらは、AUD/USD1時間足です。平行チャネルを使ったトレードも長くなりますが、未だにまともなポイントでトレードできた試しがありませんでした。
ところが、今回はたまたまチャートを観察していて、すごい形を見つけてしまいました。まず、1時間足には下降チャネルが引けます。その上限からレートが反落しています。また、反落の始まったポイントは、200SMAやサポレジラインとも重なっていました。普段は上位足の流れを確認していますが、1時間足だけでもここまでの根拠が揃えば、強気でいくしかないだろうと思いました。
6日(金)の夜、0.67209で10,000通貨ショートエントリーです。損切りはチャネルを上抜けたらですが、とりあえず0.67500としました。利確は下降チャネルセンターラインの手前としました。
エントリー後、ほとんど逆行することなく、ゆっくりでも着実に下落していきました。日をまたぎたくなかったので、0.67103で欲張らずに全利確しました。 +10.6pips
利確した後、センターラインや直近安値付近まで下落していきました。少しチキン利食いになってしまいましたね。しかし、どういうところでエントリーすれば逆行しにくく、ストレスフリーなトレードができるのか、少し分かったような気がします。
上位足環境認識も重要ですが、まずは1時間足で3つ以上の根拠が揃うポイントを見つけて、ためらわずにトレードができるようになりたいです。
内容が良いとは言えませんが、今回のトレードが私にとって重要な成功体験になったことは、間違いありません!
今週の結果まとめ
獲得pips:-78.4pips
損益:+107円
外為どっとコム:342,628円→352,824円
XMスタンダード口座:6,260円→6,260円
XMマイクロ口座:54,298円→54,209円
今週は勝ったり負けたり。1週間の損益としてはほぼトントンです。ただ、最後に紹介した豪ドル米ドルのトレードで、平行チャネルを使った手法に自信を持つことができたと思います。
様々な時間軸の様々なトレード手法を検証している最中ではありますが、平行チャネルをベースにした当手法にも、さらなる磨きをかけたいですね。
読者の皆さん、今週もトレードお疲れ様でした。来週も焦らず一緒にコツコツ頑張っていきましょう❢
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