今回は、3本の指数平滑移動平均線(EMA)と切り上げ切り下げラインを使った、シンプルで非常に再現性の高いトレンドフォロー型FX手法について、過去検証していこうと思います!
当手法のルールについて
早速ルールの説明に入っていこうと思います。
チャート設定
時間軸:15分足
インジケーター:EMA(20, 50, 100の3本)
たったこれだけです。
今回は15分足で検証を行いましたが、どの時間軸でも使える手法です。また、移動平均線はEMAの他にSMAなどでもよく、上記のパラメーターでなくても構いません。普段お使いのもので大丈夫です!
ルール説明
ルールは以下の通りです。
チャートでルールを確認
チャートを使って、もう一度ルールを確認していきましょう!
(※チャートは1時間足を使っています)
迷いが生じるとすれば、この切り上げ切り下げラインの引き方になると思いますが、上記チャートが絶対というわけではありません。この辺については、ご自身でチャートを見て判断し、自分なりのラインの引き方を見つけてください!
EUR/USD 2016年10月から2018年3月の1年6ヶ月間で検証!!
以上のルールのもと、EUR/USD15分足、2016年10月から2018年3月までの期間で検証してみました。その結果を以下に示します!
トレード回数:80回
勝ちトレード:38回 負けトレード:42回(勝率47.5%)
総利益:1021.2pips 総損失:1195.4pips(PF0.85)
平均利益:26.87pips 平均損失:28.46pips(RR比0.94)
検証期間内の獲得pips:-174.2pips
検証期間の一部ですが、トレードしたポイントの振り返り動画もありますので、参考にどうぞ!
考察
結論から申し上げますと、当手法に優位性は認められないということになります。ただ、改善点は2つあります。
1つ目は、サポレジ転換が見られるポイントに絞ってみることですね。
こちらは、検証中にキレイだと思ってキャプチャしたチャートです。エントリーの条件を満たす時に、前回高値でサポレジ転換が見られますね。こういう場合は勝ちやすいのではないかと感じました。実は、検証期間の後半の方が勝率は高かったのですが、このサポレジ転換を意識したからだと思っています。
2つ目は、ルールにも記載していましたが、移動平均線が横ばいの時をしっかりと避けることですね。
こちらも検証中にキャプチャしたチャートです。短期と中期の移動平均線がほぼくっついているにもかかわらず、うっかりエントリーしてしまいました。こういったエントリーを避けるだけでも、勝率5割は超えてくるかもしれません。また上記チャートは、N波形もキレイとは言えません。
今回の検証では優位性が認められませんでしたが、ちょっとした工夫をするだけで、使える手法になる見込みはあると思います。また機会があれば、追加で検証してみたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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