【過去検証】平均足とEMAを使ったリスクリワード重視のFX手法

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過去検証

今回はYouTubeで見つけたものですが、平均足と指数平滑移動平均線(EMA)を使った、シンプルでリスクリワード比率の良いFX手法について、過去検証してみた結果を公開したいと思います❣

平均足とは?

まずはじめに、今回の手法で用いる平均足について簡単に解説しておきます。

こちらが、平均足チャートです。パッと見ではローソク足チャートとの違いがよくわかりませんね。しかし、ローソク足チャートと並べて比較してみるとどうでしょうか?

左側が平均足チャート、右側がローソク足チャートです。相場は下降の流れにありますが、ここで陰線と陽線に注目してみましょう。ローソク足チャートは陰線と陽線が入り乱れているのに対して、平均足チャートは陰線ばかりが連続していることが分かります。

つまり平均足とは、トレンド発生時の細かなノイズを排除することで、より相場の方向感を明確にすることができるインジケーターだということです。

当手法のルールについて

ここから、ルールの説明に入っていこうと思います。

チャート設定

当手法では、4時間足と1時間足を使います。それぞれの設定は以下の通りです。

4時間足・・・ローソク足、EMA3本(5, 20, 75)
1時間足・・・平均足、EMA2本(10, 30)

ルール説明

ルールは以下の通りです。

EMA平均足手法のルール
  1. 4時間足のパーフェクトオーダーを待ち、目線を固定する
  2. 1時間足の移動平均線が、4時間足の目線と揃っているかを確認する
    買い・・・上から10, 30 売り・・・上から30, 10
  3. 平均足がN波形の戻りでいずれかのEMAで反発した後に、4時間足の目線と同じ強気平均足が出現したら、次足始値でエントリー
  4. 利確は4時間足の目線と逆の強気平均足出現後、損切りは直近高安+α

ここで、強気平均足について模式図で補足説明をします。

当手法では強気平均足をエントリートリガーとしています。上ヒゲのみの買いの強気平均足出現でロングエントリー、下ヒゲのみの売りの強気平均足出現でショートエントリーです。

チャートでルールを確認

エントリーから決済までの流れを、実際のチャートでも確認してみましょう!

EMA平均足手法(買いのケーススタディー)
EMA平均足手法(売りのケーススタディー)

4時間足で目線を固定してしまえば、1時間足のいずれかのEMAでレートが反応した後、強気平均足を探してエントリーするだけです。慣れればそれほど難しくはなく、簡単にエントリーポイントが見えてくると思います。

EUR/JPY 2014年4月から2014年12月の9ヶ月間で検証!!

以上のルールのもと、EUR/JPY1時間足、2014年4月から2014年12月までの期間で、練習君プレミアムを用いて検証してみました。その結果を以下に示します!

トレード回数:97回
勝ちトレード:23回 負けトレード:24回(勝率23.7%)
総利益:1078.9pips 総損失:1776.4pips(PF0.61)
平均利益:46.91pips 平均損失:24.01pips(RR比1.95)
検証期間内の獲得pips:-697.5pips

獲得pipsの増減の様子

検証期間の一部ですが、トレードしたポイントの振り返り動画もありますので、参考にどうぞ!

考察

結論から申し上げますと、優位性は一切認められず、全くもって使えない手法だということになりました。

確かに、リスクリワードは2.0に近く、それだけを見ると良いように思えます。しかし、極端に勝率が低いため、やはり実践では使えないでしょう。獲得pipsの増減のグラフを見ても、キレイな右肩下がりです。逆張り指標かと思うほどですね…

まぁ、YouTubeで拾ってきた手法なのでこの程度でしょう。改善点を一つ挙げるなら、切り上げ切り下げラインを活用してみるぐらいでしょうか。少しは勝率が上がるかもしれません。気が向いたら追加検証してみます。

最後までお読みいただきありがとうございました❣

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