【過去検証】ピンバーとボリンジャーバンドを組み合わせたシンプル手法

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過去検証

今回はピンバーとボリンジャーバンドを組み合わせた、とてもシンプルな手法の過去検証をしてみました。

ピンバーとは?

手法のルール説明の前に、当手法においてポイントとなる、ピンバーについて説明しておきます。

ピンバーとは、上ヒゲか下ヒゲのどちらか一方が長いローソク足のことです。レートが下がったところに下ヒゲの長いピンバーが出現した時は、相場が上昇に転換するサインとなります。一方、レートが上がってきたところに上ヒゲの長いピンバーが出現した時は、相場が下降に転換するサインとなります。

ピンバーと一言でいっても、トレーダーにより細かな定義は違ってきます。一般的にキレイな形のピンバーといえば、実体対ヒゲが1:3以上のものになります。ただ当手法の検証では、実体対ヒゲが1:2以上であれば、ピンバーとみなすことにしています。

ピンバーとボリンジャーバンド手法 ルール説明

それでは、手法のルール説明をしていきたいと思います。

通貨ペア:USD/JPY, EUR/JPY, AUD/JPY, EUR/USD, AUD/USD ポンド系は非推奨

時間足:15分足、1時間足、4時間足 いずれでもOKです。今回は15分足での検証です。

使用テクニカル:ボリンジャーバンド(3σ、期間20)、ローソク足、20SMA(なくてもよい)

エントリー:ボリンジャーバンド3σに、ヒゲがタッチまたはヒゲだけが抜けているピンバーを確認し、次足始値でエントリーする。

損切り:損切りは、ピンバーのヒゲ先とする。

利確:利確は、ボリンジャーバンドのセンターライン(20SMA)タッチで行う。

エントリー回避ルール:”エントリーから損切りまでの値幅>エントリーからボリンジャーバンドセンターラインまでの値幅”の時。つまり、リスクリワード1:1以上が見込めない時は、エントリー回避。

エントリーから決済までの流れを、図を用いて説明します。

買いのケーススタディー
売りのケーススタディー

補足説明

ピンバーの反対側に伸びたヒゲについては、上図のように実体とみなして考えます。そこで改めて、実体対ヒゲが1:2以上を満たすか判断します。

AUD/JPY 2020年4月から7月の4ヶ月間で検証!!

以上のルールのもと、AUD/JPY15分足、2020年4月から7月の4ヶ月間で検証をしてみました。その結果を以下に示します。

トレード回数:55回

勝ちトレード:23回 負けトレード:32回(勝率41.8%)

総利益:278pips 総損失:316pips(PF0.88)

平均利益:12.09pips 平均損失:9.88pips(RR比1.22)

検証期間内の総獲得pips:-38pips

獲得pipsの増減

考察

今回の短い検証期間の間においては、優位性が認められないようです。獲得pipsはマイナスで、獲得pipsの増減のグラフも右肩下がりになっています。

今回イマイチな結果になったのは、15分足で検証したからかもしれません。ローソク足のプライスアクションは、基本的に上位足のほうが、より多くの市場参加者に意識されることで効きやすくなるため、1時間足とか4時間足で検証をすれば、また違った結果になっていた可能性があります。

また、私個人としてはやはり、ボリンジャーバンドの逆張りは好ましいと思いません。ボリンジャーバンドの3σには、99%の確率でレートが収まるので、逆張りの根拠として使えないとは思いません。実際にボリンジャーバンド逆張り手法で、利益を上げているトレーダーさんも多くいらっしゃることでしょう。しかし私は、ボリンジャーバンドは順張りで使うほうが良いと思います。

当手法のように、ボリンジャーバンドを逆張りで使いたいなら、何か他の根拠が必要になると思います。例えば、4時間足などの上位足で意識されるサポートラインの近くで、ボリンジャーバンド3σにタッチしている下ヒゲの長いピンバーを見つけた場合、トレードの根拠がピンバーとボリンジャーバンドとサポートラインの3つになるため、確度はより高くなるでしょう。

意識される水平線の引き方については、以下の記事を読んでいただければOKです!

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優位性が認められないと思った手法でも、どうすればより良いものにできるのか、工夫することはとても大事です。また私は、ピンバーというプライスアクション自体は、相場の転換を示す優秀なサインだと思っていますので、また何か別の手法を見つけたり検証したりしてみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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