今回はEMAのゴールデンクロスデッドクロスと、グランビル2番を使ったFX手法について過去検証をしてみました。
当手法のルール説明
早速ルール説明に入っていきます。当手法は、2本のEMAのゴールデンクロスとデッドクロスを見極めて、その後1発目のグランビル2番でエントリーを狙うというものになります。
チャート設定
時間軸:15分足
移動平均線:10EMA, 20EMA, 200EMA
3本のEMA(指数平滑移動平均線)を表示させればセットアップ完了です!
売買ルール
売買ルールは以下の通りです。
- 200EMAとローソク足、10EMA、20EMAの位置関係で目線を固定する
200EMAより上にローソク足、10EMA、20EMAがある時は買いのみ
200EMAより下にローソク足、10EMA、20EMAがある時は売りのみ - 10EMAと20EMAの目線方向へのクロスを待つ
- ローソク足が10EMAから20EMAまでの間へ押し戻りを待つ
- 押し戻りの後に、10EMAをローソク足終値で超えたらエントリー
- 損切りは直近高安、利確はリスクリワード1:1とする
チャートでルールを確認
売買ルールについて、チャートでも確認してみましょう。


ルールはシンプルで、エントリーポイントを見つけるのはそれほど難しくないでしょう。ここで1つ補足しておきますと、10EMAと20EMAは頻繁にクロスしますが、各EMAがある程度乖離している時だけエントリーを狙うということです。
条件を満たしても各EMAがくっついていると、結局レンジでもみ合いになり、損切りに遭う可能性が高まります。それを防ぐための工夫ですね。
EUR/JPY 2017年1月から2017年12月の1年間で検証!!
以上のルールのもと、EUR/JPY15分足の2017年相場で、練習君プレミアムを用いて検証してみました。その結果を以下に示します。
トレード回数:48回
勝ちトレード:23回 負けトレード:25回(勝率47.9%)
総利益:1028.1pips 総損失:1132.3pips(PF0.91)
平均利益:44.70pips 平均損失:45.29pips(RR比0.99)
検証期間内の獲得pips:-104.2pips

検証期間の一部ですが、トレードしたポイントの振り返り動画もありますので、参考にしてください。
考察
結論から申し上げますと、当手法に優位性は認められないでしょう。ただ、獲得pipsの増減のグラフを見てみると、ずっと右肩下がりになっているわけではなく、調子の良い期間もあることが伺えます。この調子の良い期間が、どういう相場状況だったのかを突き詰めていければ、何か改善点が見えてくるかもしれません。
また、検証中に得られた気付きですが、200EMAにしっかりと角度がついている時ほど、連勝しやすい傾向にあるようです。こうした気付きをもとに再度検証すれば、また違った結果が得られるかもしれませんね。追加検証をした時には、また加筆します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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