今回はピンバーとボリンジャーバンド、さらに20EMAを組み合わせた手法の過去検証です!
ピンバーとボリンジャーバンドを使った手法については、以前過去検証を行いました。今回の手法は、それとは少しルールが違います。
ピンバーについて
ピンバーについて、今回も簡単に解説をしておきます。
ピンバーとは、上ヒゲか下ヒゲのどちらか一方が長いローソク足のことです。上ヒゲの長いピンバーが出現すると上昇から下降へ、下ヒゲの長いピンバーが出現すると下降から上昇へ、それぞれ転換を示唆します。
今回の手法では、上図のようなピンバーを扱います。まず、実体対ヒゲが1:3以上を満たすものです。1:3というのはあくまでも目安ですが、多くのトレーダーがピンバーだと認識できるものが良いでしょう。また、上ヒゲ下ヒゲの長いものであれば、実体のほとんどないトンボやトウバのようなものもOKとします。
ただし、十字線のようなものは、ここではNGとします。
ピンバー×ボリンジャーバンド×20EMA手法 ルール説明
それでは、当手法のルール説明といきましょう!
通貨ペア:ドルストレート、クロス円 メジャーなものならOK
時間足:4時間足
使用テクニカル:ローソク足、ボリンジャーバンド(2σ、期間20)、20EMA
エントリー(順張り)
この手法には、順張りと逆張りのエントリー方法がありますので、それぞれ説明します。
- 条件を満たすピンバーを確認する
- ピンバーの高安値を、ローソク足3本以内にブレイクしたらエントリー
- 損切りはピンバーの高安値
- 利確はボリバン上限/下限タッチ
エントリー(逆張り)
- 条件を満たすピンバーを確認する
- ピンバーの高安値を、ローソク足3本以内にブレイクしたらエントリー
- 損切りはピンバーの高安値
- 利確は20EMAタッチ
順張りと逆張りの違いは、利確ポイントです。順張りはボリバン上限/下限タッチで、逆張りは20EMAタッチで、それぞれ利確します。
エントリー回避ルール
条件を満たすピンバーが出現しても、順張り逆張り共に決済ポイントが近すぎる場合は、エントリーを回避します。”エントリーポイント=決済ポイント”なんてことはあり得ませんからね(笑)
USD/JPY 2019年の1年間で過去検証!
以上のルールのもと、USD/JPY、2019年の1年間で過去検証してみました。その結果を以下に示します。なお、順張りと逆張りを合同で出した結果です。
トレード回数:75回
勝ちトレード:33回 負けトレード:42回(勝率44.0%)
総利益:631pips 総損失:812pips(PF0.78)
平均利益:19.12pips 平均損失:19.33pips(RR比0.99)
検証期間内の獲得pips:-181pips
考察
結論から申し上げますと、優位性が認められないという結果になりました。
私のピンバーの判断の仕方にもよるのかもしれませんが、検証していても利益が積み重なっていく感じはしませんでした。順張りと逆張りでは、順張りのほうがエントリー回数が多かったです。ただ、順張りと逆張りで、どちらがより良い成績になるかを調べても、あまり差はないようでした。
前に検証したピンバーを使った手法と同様、意識される水平線と併用したほうが、成績は向上するかもしれません。また、ローソク足のプライスアクションは上位足ほど意識されますので、日足で検証してみても面白そうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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